ja1yaz’s diary

感動したいおやじの備忘録的ブログ 

オシロスコープを購入した

オシロスコープを購入した

Yahooのブログを書いていたころよくオシロスコープを使用したものだが、2016年に引っ越してからこっち、引っ越した当時のまま、エアーキャップをかぶったまま梱包された状態になっていた。

これがよくなかったんだと思う。

年末に、梱包を解いてみたところ、画面が変質してしまい、波形は表示されているのだが、よく見えない状態に陥ってしまっている。

つまみを触ったら欠けてしまった。

これは、そろそろダメだなと思った。

早速購入を検討しようと、最近使ってもいなかったのに燃え始めてしまった。

このコロナ禍で、遊びものに飢えてしまっていたのだろう。

勝手に予算は10万とか決めてしまい。その次に性能を考えている始末。

そうじゃないでしょう!?

買い物のことを考え始めると、いてもたってもいられなくなってしまう自分なのでした。

 

冷静になれ

最近のオシロスコープはいろいろな機能がついているものが多い。

そこにふらふらと引き寄せられてしまう自分がいるのがありありとわかる。

まず、何のために購入するんだ。

明確に、アマチュア無線、電子工作用。

よろしい。

じゃあ先ずは、周波数帯域を決めようじゃないか。

自分のメインの周波数はいくつか? そう50MHz

50MHzの信号をきちんと見るためには、必要な周波数帯域は、その3倍だから、150MHzとなる。

 

ここは、頼みの秋月電子をのぞいてみようということで、浮上したのは、OWONの200MHz 2ch 2GS/s 10Mポイント LANポート付きというもの。

価格81,000円(税込)

 

ポータブル・デジタルストレージオシロ SDS8202: 測定器・計測器関連 秋月電子通商-電子部品・ネット通販 (akizukidenshi.com)

 

しかし、秋月電子で8万のオシロは、あまり買いたくないなと。

壊れた時のことを考えると二の足を踏む。

 

Instek社も200MHzだと20万円以上だ

自分としては、高額な出資となると、テクトロとキーサイトあたりが欲しくなる。しかし、やっぱり投資できるのは、10万円以下というのが現実的だ。

すると、両社で最も低価格なモデルとならざるを得ない。

では、50MHzの信号はどうやってみるつもりなのか。

無線機の組み立ては、RFプローブでレベルはみえるのでそれでもいいか。

それだったら、DMMでもいいんじゃないのか。

わかった。50MHzはあきらめて、今後は、7MHzに転向する。

7MHzであれば、7倍の高調波も見えるし十分。

電子工作も50MHzあれば、全く問題なし。

周波数帯域は、50MHzでよいということにした。

 

機種を絞る

テクトロニクスの低価格オシロは、TBS1052C型。

50MHz 2ch 1GS/s メモリ20kポイント 約5万円

 

キーサイトの低価格オシロは、EDUX1052A型。

50MHz 2ch 1GS/s メモリ200kポイント 約6万円

 

バナースペックは、似たり寄ったりだ。

テクトロニクスは、このクラスのオシロに多くの機能を載せず、敢えてメニューを深くしないようにしているのが明らかで、だれでも使用できることをコンセプトにしている。

・時間確度20ppm(キーサイト:50ppm)

・小型プローブ

上記は、バナースペックではないが、初心者に優しいつくりといえる。

 

それに対して、キーサイトは、いろいろな機能を詰め込んだ仕様で、データシートを読むと惹かれるところが多い。

・LAN USBインターフェース装備 (LAN経由でのコントロール機能あり)

・信号発生機搭載オプションあり(周波数レスポンス解析搭載)

I2C、UART、SPI、RS-232解析機能標準搭載

・トレーニング信号搭載

・0.5mV/divレンジ搭載

 

EDUX1052Gを購入

性格が全く異なる2社

コンセプトの差は明確だ。

オシロスコープで、実験する時、いつも用意するものがある。

信号源だ、この設定があるのはとてもうれしい。

キーサイトのEDUX1052G型は、信号源がついて、8万円弱(2020年12月26日現在:キャンペーン価格)だったので、とても魅力に感じ、速攻ポチしました。

こうして、翌年2021年1月上旬、納品されることになったのです。

テクトロニクスに信号発生オプションがあれば、テクトロニクスもよかったけれど、LANでのコントロールができるという点も響きました。

今までオシロも10台以上使ってきたので、たまにはキーサイトもいいかなと。

 

使ってみた。

やっぱり、メニューが多い。

初心者には向かないことは明らかだ。

EDUという教育向けのネーミングはやめた方がいいような気がする。

でも面白い!