最近、無線機を作る気持ちで満々だ。しかし、基本的なところで、抑えておきたいものがある。「RFプローブ」だ。
もともと、50MHzのオシロスコープを購入してしまった時から考えていたことだが、4144MHz、50MHzでは、RFプローブが必須になるだろうということだ。
オシロスコープが、50MHzなので、振幅で計測できるのは、1/3の周波数の14MHz帯までだ。
相当前に製作していた「RFプローブ」は、昔のCQ出版の無線関係の本に記載されていた様に、GNDリードが長いものになっている。
しかし、こんなにGNDリードが長かったら、この部分で共振してしまうので、大まかに30MHz以上では正しい計測ができそうにない。
なぜGNDリード長くてよかったのかな?30MHzより低い周波数をターゲットにしていたとしか思えない。
せっかくJDS6600を購入しているので、このRFプローブの特性を計測してみた。
JDS6600の出力に50オーム終端をつけて、その先にプローブの先端を接続して計測した結果だ。RFプローブは、最もオードックスな、1N60(ゲルマダイオード)x2コでできている。新たな製作目標としては、GNDリードがなく、BNCコネクタ接続のものを作ってみたいと考えた。何種類かのダイオードで特製評価してみたいな。