今日も立川支部で傍聴をした。
今日のトピックスは、2件の裁判員裁判だ。
殺人事件についてをメインに傍聴した。
303法廷 10:00- 審理 殺人 被告:75歳男性(車いす)
同居している姉の介護に疲れ実の姉の首を絞めて殺害してしまったというもの。一言でいうと簡単だが、被告の語った「姉が敵対者になっていた」という理由は、レビー小体型認知症であったからだった。罵詈雑言を吐き、あまたの事件を起こすようだ。こうした事態が、被告を犯行へと導き、さらに、検査の結果、被告自身も、レビー小体型認知症にかかっていたということで、悲劇が重なったのかもしれない。
この審理では、被告から殺害描写が克明に語られ、生々しい審理となった。
自分の身にも降りかかりうる介護にかかわることゆえ他人事とは思えなかった。次回の審理で論告求刑の予定で、1/27(月)10:00- の予定だ
304法廷 10:00- 審理 建造物侵入、強盗致死 被告:55歳男性
こちらは、先日傍聴したいわゆる狛江事件の審理で、ケータイ電話の、位置情報、テレグラムで交わされた交信内容、レンタカー「プリウス」と「ヤリス」の位置情報、防犯カメラの映像と時間情報から時系列に証人が説明したものだった。メインが303法廷の殺人事件に置いていたので、休憩時間に304法廷に入っていたので情報は細切れだ、こちらも、被告人の尋問の審理はぜひ傍聴したと考えているが、いつになるのかわかっていない。